脚フェチのはなし

Ｙさんお待たせ致しました！今回は脚フェチの話です。
数あるフェチの中で、おそらく一番人気なのが脚フェチ。
そしてみなさんそれぞれの確固たるこだわりがあるせいで、おそらく一番ワガママです。

まずは脚そのものへのこだわり。
顔が好みだったらどんな脚でも良しという人から、細くて長い脚、筋肉質な脚、むっちりした脚まで。
足首から下が目当ての場合、足の形、大きさ、指のバランス、ペディキュアの色など。それから靴。
パンプス、ミュール、バックストラップパンプスのハイヒール。
膝下や膝上のブーツ。もちろん爪先やヒールの形にはすごくうるさいです。
その脚フェチさんの好みにぴったりのブーツを一緒に買いに行ったりすることもあります。
素材や色、普段履いているものか？というのを重要視する人もいます。
なので、はき込んだ汚い靴も、新しくて綺麗な靴も、どちらも需要があります。そしてストッキングや網タイツ。

パンストか、ガーターか、ストッキングの光沢の具合、網タイツの網の大きさ。
何日か履きっぱなしのストッキングや、汗で蒸れたストッキングというオーダーもあります。
書いていくときりがないくらいいろいろな注文があるので次に移ります。次は脚フェチプレイの内容です。

要は脚や足で出来るすべての事なのですが、スタンダードなもので、ヒールで踏む、網タイツを履いて踏む、素足で踏む、匂いを嗅がせる、なめるさせる、あたりから始まり、、、
蹴る、足や脚ではさむ、摘まむ、ハイヒールやストッキングで口を塞ぐ、足の指やヒールをアナルに入れる、足でおちんちんをしごく、膝や太ももではさんだり圧迫する、ペディキュアを塗らせる、マッサージさせる、足置きにする、足拭きマットにする、、、

ちょっと変わった人で、私が足で紙くずや食べものを踏んで、その人はひたすらそれを見ているというプレイをした事があります。

この前、飛鳥女王様は足の角質を削らせて、それを食べさせたそうです。
さーすーがー！　　来週に続く。。。

どんなお客さんが来るの？③

今回はもともとの意味である衣類や、装身具のフェチ。
ハイヒールフェチ、ブーツフェチ、手袋フェチ、ガーターフェチ、ストッキングフェチ、網タイツフェチ。

それからいろんな種類のコスチューム。エナメルのボンデージフェチ、レザーのボンデージフェチ、セーラー服フェチ、ブルマーフェチ、メイド服フェチ、めがねフェチ、濡れた服フェチ、破れた服フェチ。ラバーフェチなどは異性にラバーを着せて楽しむほか、自身でラバーのコスチュームやマスクを装着し、皮膚にピッタリと密着する感じを楽しむ方も多いです。ウェットアンドメッシーという濡れ、汚れフェチなるもの。これも一人または複数で濡れたり、ローション、生クリーム、ペンキなどで汚れたりしてヌルヌル、グチョグチョを楽しむ参加型フェチです。

後、たまーにＳＭクラブに来てるのにＳＭしないお客さんとか、何回もいらっしゃっているのにＳＭってなんか良くわかんないよねーとかいっている方もＳＭフェチ？またはＳＭ嬢フェチ？ということにして、ここに入れておくことにします。

最後にいままでで一番思い出に残っているフェチの方を紹介します。
「イチジク浣腸フェチ」です。
その方は、「女性がイチジク浣腸を薬局に買いに行ってトイレで使う」という場面にすごく興奮するといっていました。子供の頃、通っていた塾の先生がイチジク浣腸をトイレで使うのを実際に見たときからだそうです。

フェチというのは、思春期に初めて性衝動を感じた場面や体験から、女性自体よりも一番印象的だったパーツに執着して、それに性欲を覚えてしまうというパターンが多いみたいです。（フロイトとかはまた違うことを言っています。この話はまたいつか。）
なのでこの人の場合も、イチジク浣腸ストーリープレイ好きというより、イチジク浣腸フェチなのです。私がその人とのプレイ中にしたこといえば何種類かのセリフをしゃべっただけでした。
その人は「イチジク浣腸ください。」という私の声を聞きながら、自分で浣腸をし、オナニーをしてイってしまいました。初めて「フェチってなんかすごいよ！」って思った瞬間です。

前回、今回とフェチフェチうるさく書いてしまいましたが、みなさんのお気に入りのフェチは出てきましたか？
傀儡堂ではいろんなフェチに対応できるフェチコースを思案中らしいです。
世の中にはまだまだ会ったことのないような変わったフェチの持ち主がいるかと思うとワクワクしてしまいます。
私をびっくりさせてくれる人おまちしてます！

どんなお客さんが来るの？②

今回はラミィが出会ったいろんなフェチを紹介します。

フェティシズム[fetishism]
①呪物（じゅぶつ）崇拝
②性的倒錯の一種。異性の衣類、装身具などに対して異常に愛着を示すこと。
③物神崇拝

最近では省略形のフェチということばが広く流布しているが、特に性的な意味合いで使用される。身体の一部や身に付けるものなどに対する特殊な性的嗜好として使われる場合が多い。

まずは一番人気のあしフェチ。その中でも爪先から足首までの足フェチ、膝上から太ももまでの脚フェチ、アキレス腱やヒザ裏のスジフェチ。などがありみなさん細かーくこだわりがあるみたいです。

次は、あらゆる身体のパーツ。髪フェチ、耳フェチ、唇フェチ、手フェチ、指フェチ、脇フェチ、鎖骨フェチ、へそフェチ、尻フェチ。

一般的なフェチの人の遊び方というのは、フェチの対象物をじっと見る、匂いをかぐ、触れる、頬ずりする、舐める、押し付けられる、口の中に入れられる、など。フェティシュを五感を総動員して愛でるという感じですね。

くすぐったがりの私にとって脇、へそ、耳あたりのフェチプレイは拷問に近いものがあります。
身体から出でくるものも人気がありますね。唾液フェチ、聖水フェチ、黄金フェチ、経血フェチ、嘔吐物フェチ、痰や鼻くそください！なんてのもあります。

人が一度咀嚼した食べ物を好むのは食フェチと呼ばれます。
たいてい食フェチプレイのときはケーキやプリンなどの甘くてやわらかいものをリクエストされるのですが、この前初めてポテトチップをお願いされました。ポテチってずーと噛んでると、ねっとりしたペースト状になるのね！

まだまだ来週へつづく

どんなお客さんが来るの？

前回、厳密な意味でのＳＭマニアというのはすごーく少ないという話をしました。
では傀儡堂はそのすごーく少数な方々で成り立っているのかと言うとそうでもないのです。
うちのお店のお客さんは大きく分けて

①ＳＭ大好きな人。
②やったことはないけれどＳＭに興味がある人。
③フェティスト
④ストーリープレイヤー
⑤どこに分けていいかわからない性癖の人。
⑥ノンケの人。
こんな感じです。

なので団鬼六を読んで何も感じなかったあなたも大歓迎ですよ！少し解説すると、、

①ここでは、マゾヒズムまたはサディズムをベースにプレイをする人のことです。

②は、「思春期の頃からずっとそんな妄想でオナニーしていて、で、でも勇気をだしてやっとこれました！」と言う女王様冥利に尽きる人から、「ＳＭってどんなもんかと思って、、」と言うやりにくい人まで。

④は、例えば「医療プレイ」、「夜這いプレイ」、「痴漢プレイ」、「近親相姦プレイ」など、それぞれが役になりきりストーリーなどを付けて遊ぶ人。
珍しいところでは、「催眠術をかけて女の子にＨなことをさせるストーリープレイ」と言うのをやった事があります。
もちろん本当の催眠術ではなかったので、一生懸命演技をしていたのですが、お客さんもだんだん調子ずいてきて、「次は私の過去が見えます。３、２、１、ハイ！」占い？いや超能力？という展開になってきて、本当にその人の過去を言い当てることができるまで終わらなくて、すごーくこまってしまった事があります。

⑤は、女装が目的の女装者、オナニスト、露出が目的の露出趣味者、レズビアンなど。

⑥ここでは、いわゆる一般的な性行為を好む人をさしています。そんな人達もいろんな理由以って来店します。

気合を入れる為、間違えて、グラビアを見て気に入ったから会いに来た、お気に入りのコとデートする為（うちの店には女の子と食事などをするためのデートコースが在ります）。
正直なんでいらっしゃるか解らない人も多いです。

前置きが長くなりましたが、今回は③の「フェティスト」について書こうと思ったのですが、、、残り少なくなってしまいました。　と言うことでつづきは来週へ。